食文化
沖縄は変った野菜がけっこう売られています。表面のデコボコが特徴の緑色のにがい野菜、ゴーヤをはじめ、沖縄ではナーベラーと呼ばれているヘチマやパパイヤ、紅芋など、あげればキリがありません。
沖縄人は野菜の食べ方がとても上手いと聞きます。それぞれの野菜の特徴を生かしたビタミンや食物繊維などを積極的に摂っています。では代表的な島野菜についての説明を少ししておきましょう。
●ゴーヤー(にがうり)
独特の苦みが胃に刺激を与えて夏バテ防止のために役立ちます。またビタミンCが豊富に含まれていて美肌や老化防止、風邪予防などに効果があります。
●パパイヤ
熟していない青い実です。サラダや炒め物にどうぞ。
●ナーベラー(ヘチマ)
夏野菜としてナスに食感が似ていて人気の野菜にとして食卓に並びます。味噌煮や、味噌炒めにする家庭が多いようです。
●トウガン
中国・台湾ではよく知られている野菜です。
●島らっきょう
塩漬けやてんぷらなどにしていただきます。血液がサラサラになる効果も得られます。
●島にんじん
ゴボウのような細長い黄色のにんじんです。細かく切って玉子と炒めたニンジンシリシリーにして食べられます。
●紅いも
紫色をしたさつまいもです。ポリフェノールを多く含む食品です。紅芋タルトなどはおみやげに売られています。
●ドゥルワカシー(田芋)
里芋の仲間で昔の沖縄の主食として食べられていました。天ぷらがおいしいです。
●アロエベラ
沖縄のアロエで、サラダなどにして食べられます。
●島とうがらし
とても辛い唐辛子です。泡盛に漬けてコーレーグースにしたり、ごま油と合わせてラー油にして食べられます。
●フーチバー(にがよもぎ)
ヨモギのことで、沖縄そばの薬味にしたり、ジューシーに入れたりします。独特な香りで、好きな人にはたまらない香草です。
昔から伝えられる伝統料理
沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、ソーメンチャンプルー、ラフテーなどの料理は沖縄の風土を全国に知らせるための料理です。
沖縄料理のイメージはゴーヤー、豚肉、スパムなどの缶詰を使ったチャンプルーが有名ですが、それ以外には魚の塩煮やミミガーと呼ばれる豚の耳の和え物、山羊汁やハリセンボンの汁などがあります。
最近沖縄の食べ物の代表格ともいえるタコライスも知られてきました。沖縄の料理は地元の野菜と海産物、豚肉などを使ったシンプルな料理が主で、無駄を無くし、栄養をうまく取り入れることによって、暑さを乗り越えられるよう昔からの知恵で工夫された料理です。
沖縄は琉球の時代から中国、アジアなどと交易があったので食文化にも大きな影響がありました。宮廷料理には中国、アジアの料理が取り入れられています。